カレンダー
ノート
リンク カテゴリ
以前の記事
2006年 01月
2005年 11月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 2004年 08月 2004年 07月 2004年 06月 2004年 05月 2004年 04月 2004年 03月 フォロー中のブログ
最新のトラックバック
最新のコメント
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2005年 06月 02日
拒否権を与えられず、仮に与えられたとしても、抜かずの宝刀と化している拒否権を行使することは難しい状況で、日本の体制にとって、常任理事国入りすることに利益はない。
中国、ロシア、フランスがイラクに出兵していないことを見てもわかるように、常任理事国といえども出兵を拒否できる。また、日本がイラクに自衛隊を派遣していることからも明らかなように、常任理事国ではなくても軍事関与をしている国もある。軍事関与をするかどうかということと、常任理事国であるかどうかということは不可分ではない。日本の国家体制にとって大きな損失もない。 常任理事国入りで達成されるのは、ある種の、国家体制主義の高揚だろう。つまり、体制のかっこつけ、に過ぎない。 国民にとっちゃ迷惑な結果になるだろう、という気がする。 ■
[PR]
▲
by Leoneed_of_Podol
| 2005-06-02 10:46
| 政治
2005年 06月 02日
日韓保護条約は合法だ。これは間違いない。
その後の日韓併合も合法だ。この時点での国際法では、まだ、民族自決の原則は確立していなかった。ヨーロッパでも他国に支配されていた民族はあったが、私が知る限り、それを違法だという主張はない。 日本が間違いは1919年~1922年に植民地問題の解決と民族自決の原則が国際法上確認された後にも、日本がサンミル運動へ暴力的に対処し、武断政治を断行したことにある。同じ頃、イランやエジプトがイギリスから独立を認められたのとは対照的だ。 「朝鮮人らの抵抗はそれほどなかった。 抗日民族運動は国家意識が稀薄で、リーダーシップが欠如していたため、自ら独立するのは難しかった」という日本側の主張には無理がある。日本が敗北したあと、韓国と北朝鮮は主権国家として独立しているから、韓国の独立を妨げていたのが日本であることは明白だろう。 ■
[PR]
▲
by Leoneed_of_Podol
| 2005-06-02 10:33
| 政治
2005年 06月 01日
通貨統合通貨ユーロ誕生は衝撃的だった。ユーロ圏参加国は金融政策についての国家主権を放棄した。ユーロ圏の政策金利はヨーロッパ中央銀行に委ねられ、国民国家の手を離れた。一旦は下落したユーロは、程なく現在に到る息の長い対ドル上昇トレンドに入った。この通貨統合の過程と結果により、かつての勝ち組イギリスと負け組ドイツの立場に逆転が生じた。イギリスのロールスロイスもローバーもドイツ人に買収された。 頓挫した政治統合最大の理由はまだ必要性が切実ではなかったことだ。通貨統合により、ヨーロッパは既に金融と経済では1つの国と同じだ。ヨーロッパ人の多くはそれで満足していると思われる。政治統合にはヨーロッパ全体にとって脅威となる敵対勢力が必要だ。ロシアはしばしばヨーロッパに批判されることがあるが、内容は全てロシア国内の問題だ。中国や北朝鮮は遠い。 フランスの思惑フランスの立場で考えれば、目立ち過ぎているドイツを牽制し、ユーロ圏での最強国の地位を目指すために、今回の政治統合の頓挫はむしろ好機だろう。また、「Unified in Its Diversity」という統合の現在のスローガンはフランスの本音と一致しない。フランスはある種の非宗教的国家主義を体制の下地と考えていて、公教育の場で教師や生徒が宗教的なシンボルを身に付けることを禁じている。ターバンを巻くのも×だ。国家体制がキリスト教会の布施集めを代行しているドイツとは相容れない。 フランスのようなヨーロッパを作る前に、フランスはヨーロッパで何が何でも、あらゆる面で最強になりたいのだ。 ■
[PR]
▲
by Leoneed_of_Podol
| 2005-06-01 11:52
| 政治
2005年 06月 01日
投機経済はむしろ実体経済の歪を受け止めてくれる。
ソロスの事例例えば1992年のポンド売りを考えてみよう。あの時、ソロスは1200億円相当のイギリスポンドを空売りした。しかし、それと同じ額の空買いが市場に存在していたからこそ、空売りが可能だった。これによってポンドの暴落が起こったのではない。イギリスはその直後にERMから脱退し、これが暴落を引き起こした。暴落前に空売りしたからこそ、ソロスは利益を上げることができた。また、ソロスが空売りしていなくても、暴落は起こっていただろう。 1998年のアジア通貨危機も同じで、あのときにソロスは空売りで、ニーダホッファーは空買いで大きなポジションを持っていた。ソロスはここでも大きな利益を上げ、ニーダホッファーは破産した。しかし、ソロスの売りが暴落を引き起こしたのではなく、ソロスが暴落前に空売りしていたからこそ利益を上げることができた。そして、ソロスの利益はアジア諸国が払ったものではなく、ソロスと逆のポジションを持っていたヘッジファンドが払った。 政治家批判イギリスの指導者も、マレーシアの指導者も、自分たちの失策を棚上げにし、ファンドに責任をなしつけようとしているにすぎない。政治家たちにはヘッジファンドを批判する人も多いが、彼らが具体的な根拠を挙げている例にはいまだにお目にかからない。■
[PR]
▲
by Leoneed_of_Podol
| 2005-06-01 09:15
| 経済
|
ファン申請 |
||
外部サイトRSS追加 |
||