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2004年 05月 19日
アメリカの高校で私が遭遇したもっとも衝撃的な出来事が、第2時限目の授業を一時中断して行なわれる、The Pledge of Allegianceだった。生徒たちはほぼ全員起立し、胸に手を当て、テレビに映る国旗に向かって次の言葉を唱える:
アメリカは右翼ばりばりの国だ。おまけに宗教国家でもある。 The Pledge of Allegianceは1892年からアメリカにある。最初はもっと短いものだった:
重要なのは、"indivisible(分割不可能)"と"Liberty and Justice for all(万人のための自由と正義)"である。これは南北戦争で勝利した北部の政治理念を強調するものだったのである。 1923年までには、移民の増加とともに、"my Flag"がどの旗であるのか混乱が生じる懸念が指摘され、言葉に変更が加えられた:
"my Flag"が"the Flag of the United States"に変更されている。 さらに翌年には、"of America"が付け加えられた:
1942年に、The Pledge of Allegianceはアメリカの法制度に組み込まれ、戦争に向かって国民を動員するための、精神的な準備の役割を果たすようになったと思われる。実際に反対運動も起こり、1943年に連邦最高裁判所は、The Pledge of Allegianceは生徒や学生に強制されることはできない、と判断した。 1954年に"under God"が付け加えられた。今の形になった:
神様の登場は一番最後だったのだ。 国民の宗教性が薄れていく一方で、国家体制はむしろ宗教性を強めた。
by Leoneed_of_Podol
| 2004-05-19 23:46
| 政治
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