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2004年 09月 24日
「学力」はその字のごとく「学ぶ力」だろう。 人間が文字を読むことによって獲得する知識の量は大きいので、属する社会で使われる言語を含む語学の習熟は必要不可欠で、これは基礎学力に含められる。 また、ものを数えたり計算したりすることはあらゆる学問に程度の差こそあれ含まれることだから、基礎学力には算数も含まれる。美術や音楽にも算数は必要だ。 語学と算数がしっかりしていれば、他の全ての科目を学ぶことができる。 よって、小学生が熱心に取り組んだほうがいいのは、国語、外国語、算数だ。あえて外国語を入れたのは、外国語を学ぶ機会がなければ、国語を客観的に捉える機会もないからだ。 その他の科目は応用学力を養う。応用学力がやがては人生を生き抜く実力の一部になるのだが、小学生の基礎学力を計る指標として社会や理科は不適切だ。 さて、2004年現在、語学力はかなり充実してきた。メールのやり取りが頻繁な現代の子供たちの国語力は十分だ。どこかの新聞で掲載された調査結果でも、1995年から8年間、国語力は右肩上がりだった。 一方、算数はお粗末だ。大人たちを見てもそれはわかる。住宅ローンに苦しみ、自殺まで考えなければならなくなる大人たちは、人生設計に十分な算数の力がない。年金財源をリゾート開発につぎ込むことを許してしまう政治家にも算数の力が足りなかった。 昨今の算数や数学の授業はせっかちだ。子供たちに解き方を安易に教えてしまう。算数と数学が暗記科目になってしまっている。子供たちはその解き方を覚えていて、定期テストでは正しい答えを書くかもしれないが、それでは算数や数学の学力がついたことにはならない。将棋やビデオゲームのほうがまだマシだ。
by Leoneed_of_Podol
| 2004-09-24 23:20
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